サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

勘違い・ザ・"企業内診断士"

"企業内診断士"というワードを
勘違いされている方がいた。
公的機関などからある企業に送り込まれた
経営改善や経営革新を行う診断士のことだと
勘違いされているようだった。
"企業内診断士"は独立診断士の対義語であり
中小企業診断士の資格を取得している
サラリーマンのことである。
その知見を活かして
経営の中枢に関わる業務を行う人もいれば
全くそうでない人もいるだろう。
診断士自体の知名度も高くないので
単純に"企業内診断士"と聞いて
そんなイメージを抱く方も多いのかもしれない。
公的機関か何かが送り込んだ診断士というのは
なかなか面白いアイデアだ。
多くの企業内診断士の方に会ってきたが
企業内診断士の方はかなり客観的に
勤務先の企業をとらえている。
診断士なので"診ている"わけだ。
もっとこうすればいいのにねと多くの
企業内診断士が具体的なアイデアを持っている。
でもサラリーマンなので当然
必要以上は言わないことが多いだろう。
実にもったいないことでもある。