サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

ワールドクラス

インフル療養中どうにもこうにも眠れない時は、
気を紛らわせるためにスマホでお笑いのコントか
サッカーのスーパープレー集を観ていた。
というかその2つしか見る気力が無かった。
ボーっと眺めるだけで体はダルいながらも
パワーをインプットされるような感覚もあった。
なるほどこれがお笑いやスポーツの凄さである。
どうしようもなくくだらないボケ。
芸術にさえ見える美しいスーパーゴール。
根源的に人が欲しているものとは
実はこういったものなのかもしれない。
そして「ワールドクラス」という
キーワードが頭をよぎった。
お笑いコントは日本人だけであるが、
日本で名の知られた一流芸人のコントであり、
研ぎ澄まされた芸の業である。
スーパープレー集はまさしくワールドクラスを
感じることができるプレー集である。
何をやるにせよそれに関してのトップまたは
ワールドクラスがどんなものなのかを
知るのは重要であると思う。
例えどんな小さな仕事でもワールドクラスを
意識すべきである。
「私のしたこの仕事はワールドクラス的に考えれば
カス級のクオリティである」と言ったように。
それでいいのだ。
そこからが始まりなのだ。
ワールドクラスであれ!
ワークラ万歳!!!