サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

Going to Pure Hell by Death

70年代の初期パンクという音楽が好きだ。
パンクという音楽は白人発の音楽だが、
メンバーが全員黒人という大変珍しいバンドがいる。
Pure Hellというバンドで正真正銘のロケンローで
まさに血が逆流しそうな激情パンクである。
彼らが史上初の黒人パンクバンドだと思っていたら
なんとPure Hellよりも早くから活動していた
黒人だけのパンクバンドがいたことを
新年に入ってから知った。
Deathというバンドである。
7インチシングルを自主制作で
500枚リリースしただけで歴史から
その姿を消したが、なんと30年以上経ち
再評価の機運が高まり音源がリリースされ
再結成も行いライブも行ったとのこと。
さらにドキュメンタリー映画も制作されたようだ。
A Band Called Death | Akari Films
そんなことってあるのー!?と言った感じだ。
驚きである。
形が残るものは評価される機会が残存する。
何が起こるかわからないものだ。
これは企業の作った製品も同じだろう。
復刻が待ち望まれているものを調べるのも
面白いかもしれないと思った。