サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

「日記」の魔力

ダリの「天才の日記」という著書を読んでいる。
英題は"Diary Of A Genius"だ。
そのままやんけ笑。
47年前の1971年出版の著書なので、
古書をゲットした。
実にいい。
なんせダリが60歳で出版したタイトルが
「天才の日記」である笑。
脚色というか編集はあるにせよ、
日記なので生々しい。
偉人が何を感じ、考えていたかがわかり、
やっぱり只者ではなかったことがわかる。
ダリは1989年1月23日に他界している。
故人なのでその後のことや、
終着点も知っているのでそれも合わさって
尋常でない生々しさを感じるのである。
故人の日記本には魔力が潜んでいる。
「天才の日記」は出版を意識して
書かれたものでもあるが、
ダリの日記を全て収録したものではない。
掲載不可能な部分もかなりあったと思う笑。
そこを読んでみたいのだが、
人の尊厳があるので
それ以上は進んではいけないとも思う。
実は私も5年日記なるものをつけている。
2014年から始めて
2019年7月3日で5年日記が完成する。
とても人様に見せられるものではないが、
死んだ後、見られるかもしれないが
特に気にすることもない。
思うことを書き殴って何がわるい。
それでいいのだ。
よりMADに書き続けよう。