サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

民芸品と工芸品

民芸品工房を取材した。
「民芸品」と「工芸品」の違いはなんだろうか。
民芸品とは単純に説明すると
「日常的に使われる工芸品のこと」らしい。
つまり民芸品は工芸品である。
「工芸品」を調べてみると、
「実用品に芸術的な意匠を施し、
機能性と美術的な美しさを
融合させたもの」とのことだった。
実用品に芸術的要素を加えられたものが
工芸品と呼ばれるようだが、
人の感性が関わってくるものなので
曖昧なものでもあるらしい。
工芸品が伝統的であれば「伝統工芸品」になる。
伝統的工芸品」というのもあって
これは法律に基づいて経済産業大臣の指定を
受けたものがそう呼ばれるらしい。
なかなかややこしい。
実用性がなく鑑賞するためだけのものは
それは「芸術品」となる。
だいぶアタマが整理された。
今回取材した民芸品であるが、
とても可能性を感じる事例であった。
ここでその内容を公開することはまだ出来ないが、
時期が来たらその可能性に関して書きたいと思う。