サルバドール・エビ

中小企業診断士の超現実診断士への挑戦

伝統工芸の課題

0〜6歳向けの伝統工芸品をプロデュースする
和える(あえる)の矢島さんのトークを聞いた。
私も仕事で伝統工芸に携わるものづくりの方々を
多く取材しているが、伝統工芸の業界は
多くの課題に直面している。
まずモノが売れない。
一年で一件しか注文が来なかったという例もあった。
そして後継者がいない。
このままでは伝統が途切れてしまう状況が
全国各地散見される。
一方で、元気が良い伝統工芸業界もある。
海外に販路を見出しているところは強い。
外国人がそこに価値を見出している場合、
海外富裕層がごっそり買っていくこともある。
また和えるさんのように新たな視点から
伝統工芸品を売り出していくことも
活路を見出す方法の一つだと思う。
確かに我々は普段生活する上で子供の時に
伝統工芸品に触れず大人になっていくことが
普通の状況かもしれない。
子供の時に触れていれば、大人になってからも
その価値がわかるので購買を検討するようになる。
伝統工芸の業界は芸術家とコラボしたり、
最新テクノロジーとコラボしたり、
伝統と言えど革新的なことをしなければ、
これだけ熾烈な競争社会になってしまっただけに
生き残れない社会になったと言える。
トークを聞いたことで自分もこの分野に対して
もっと真剣に考えていかねばと思った。
「伝統」に特化した診断士はいるのだろうか。
診断士のような存在が必要な業界かもしれない。