サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

超現実在住Mr.シュ~ルからの回答1 ​

思考実験
「私を食べてと豚に言われたらその肉を食べるか?」

超現実在住Mr.シュ~ルからの回答

豚野郎をおいしくいただく。
豚野郎は肉となってからもお喋りなやつで、
食われる直前まで喋り続けていた。
味は確かに豚で美味かったが、
腹の中からなんだか
聞いたことのある声が聞こえてくる。
「どうでしたか~?」
「おいCかったですか~?」
「キモティーですか~?」
うざいので無視する。
こいつを黙らせたいので
腹を出して医者に診てもらった。
処方箋をもらい、豚野郎を黙らせる。
かましいやつはキライだ。
もう豚は食わない。
しばらくして食べられたい豚野郎どもは
人間様が食べてくれないので
鬱になってしまった。
豚心理カウンセラーの資格でも取って
豚野郎の悩み相談を聴きながら
牛野郎を食うことにする。