サルバドール・エビ

地方で生きる中小企業診断士の奮闘記

2018年版小規模企業白書事例研究2 ​

明治初期創業で漢方の卸・小売を行う
株式会社中村固腸堂(石川県津幡町)。
http://kocyoudou.com
同社は予約客へ1時間近い接客を都度行い、
顧客に合った適切な漢方を案内しており、
この接客が強みとなり、高いリピート率を誇る。
「段階的にIT化を進め、業務を効率化した企業」
と白書で紹介されていたが、
小規模事業者持続化補助金を活用したとのこと。
この持続化補助金は、原則50万円を上限に、
投資費用の2/3が補助金として出る施策である。
(参考:http://h29.jizokukahojokin.info/
同社は1回目の持続化補助金
DM送付の業務効率化のために顧客情報の
データベース化と宛名印字機能との連動を行った。
2回目でHPの整備等を行った。
ラジオ番組や地元誌のコラム等で漢方と生活に
まつわる情報を発信しており、
人気を博していたのでHPにこのコラムを
掲載できるよう連携をとったとのこと。
3 回目は店の POS システムと顧客 DB を
連動させて顧客ごとに表示される購入履歴を
接客時に活用しているという。
一度に大きなIT投資をするのではなく、
段階的に補助金を活用しながら、着実にIT投資を
行い業務効率化を進め、従業員を増やすことなく
売上増加に成功した事例であった。