サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

音楽

ディクショナリズム

英和辞典をペラペラとめくっていた。Dの欄だった。Da、Dal、ん??Da-liがあるではないか!ダリ(Salvador 1904-1989スペインの超現実主義の画家)と書いてある。ぬおおおおおお。私は即座にアンドレ・ブルトンは載っているかを調べてみた。AndreにもBreton…

適性と経営と音楽

もう10年以上前になるかもしれないが何がきっかけだったか忘れたが適性力学の存在を知った。人はそれぞれ適性があり、その長所を伸ばし、短所は人に補完してもらう方が何かと成功しやすいということを体系化したものである。最近それをネタにあれやこれやを…

ライビュハ~ウ~ス~

ライブハウス。一度くらいは訪れたことがあるだろうか。若かりし頃、バンドで散々ライブをやり客としてはギューギューのライブハウスで騒ぎまくっていた自分が言うのもなんだが私はあの雰囲気が得意ではない。なぜあんなに真っ暗なのだろう。なぜあんなに楽…

ミシェ~ルのデッビュー前のライビュッ音源

私はティーンネイジャッーの時ミッシェルキッズだった。2003年の解散ライブにも行けた。ミッシェルガンエレファントというドロップがなめつくされたことを会場で肌で感じることができた。そんな彼らは1996年にデビューしたが1994年、1995年のデビュー前のラ…

権力と魔力

権力は魔力である。そういった話ではない。権力は組織など集合体から発生する強制力である。したがって何かを成功させたい場合には権力を利用することが必要になることもあるだろう。権力を勝ち取った人間がその魔力に取りつかれ破滅を招くことは往々にして…

奇妙な夢

奇妙な夢とは非現実的な描写を見る夢だけではない。先日見た夢は実に奇妙であった。私は目を覚ました。朝が来たことを認識し私は水道で口をゆすいで机に向かった。いつも通りの日常である。そしてトイレのドアを開けて入った。その時とてつもない違和感を感…

サンディニスタ!の向こう側

クラッシュのサンディニスタ!収録のイコライザーのライブバージョンにやられてしもてサンディニスタブラックホールに吸い込まれそうになっている。パンクバンドがレゲエ、ダブ、ロカビリー、ジャズ、カリプソ、フォーク、ワルツ、ヒップホップ、ラップなど…

The Equaliser

みんな大好きThe Clash。私も時代としては全然後追いであるがクラッシュは青春である。クラッシュの4枚目のアルバムである「サンディニスタ!」はありとあらゆる音楽を取り込もうとした問題作だ。当時はアナログ3枚組で発売されたらしい。一パンクバンドがこ…

なんとかのダリ

あるお方と定例の打ち合わせをしていた。諸事情によりインディアンとカウボーイの関係性を知らなければという議論になった。その関係性については今回触れないが調べていたらなぜかとんでもないミュージシャンに突き当たってしまった。平沢進というミュージ…

一旦視界から消す

大したことは総じてやってないのだが最近何だかせわしないな〜とふと思った。本業では全国出張がちょいちょい入る。そして診断士としての業務や診断士協会理事としての業務、研究会活動、マスターコース新規事業開発の講師の準備もある。それ以外にも純粋な…

コンビネショーン

コンビネショーン。名コンビっちゅうもんは存在する。どうにもこうにもうまくいかないケースも存在する。いわゆる相性がわるいというやつだ。相性とは不思議なものだ。コンビネショーンがハマると次々とアイデアが具現化しぐるぐると何かがロールし始める。…

オパチュニティーズ

新しいワードが舞い降りてきた。「オパチュニティーズ」である。エンゲリッシュではOpatunitiesである。意味は言うまでもなくもちろんおぱぱできるオポチュニティーズである。肛門哲学的にオポチュニティーズがおぱぱされてしまったと言うことだ。いわゆる放…

量と質の境界線

量より質だという言葉より量こそ質だという言葉の方がグッとくる。寡作より多作の人が気になる。少ないアウトプットでものすごいモノを世に出してくるケースもある。ピンと浮かぶのは"There She Goes"という珠玉の名曲を書いたリー・メイヴァースだ。とんで…

New Music Mix Problem

私はApple Musicを利用している。毎週金曜日にNew Music Mixとして何らかのアルゴリズムを用いて私に色々な曲をオススメしてくる。コイツが結構やんちゃなのだ。私は98%以上国外の音楽しか聴かないのにも関わらずJ-POPやら何やらをガンガンオススメしてくる…

リッンナイ~♪イン・ズィ・イディオテック

時として限られた極少数の音で全てを表現できているのではないかと感じさせる音楽が存在する。瞬間的に思い浮かべるのはRadioheadの"Idioteque"でリフレインされるシンセサイザーの音塊である。現代音楽家のポール・ランスキーの楽曲をサンプリングしたもの…

研Q会連打ブラスティンッ!

研究会。私は企業内診断士研究会に所属している。最近企業再生研究会にも参加してみた。全国に存在する診断士主催の研究会はとにかく広範囲で膨大な数がある。思えば若かりし頃は研Q会と呼ばれるものに所属したことはなかった。いや、大学時代にロック研究…

異国語と人口知能の未来

一切手を使わずコーヒーカップを上に向けてアゴでカップを支えてコーヒーを飲んでいたらあることを思った。将来、人工知能が進むと人類は異国語を学ぶ必要がなくなると誰かが言っていた。AIが翻訳してくれると。ほ〜それは便利だなと思いつつもソレは人間の…

凶悪ツインベース

デトロイトの怪人、Mick Collinsが率いるThe Dirtbombsは珍しいバンド編成である。Mick Collnsがギター、ボーカルなのはなんら問題ないのであるが残りの4人の楽器構成が衝撃だ。ベースが2人、ドラムが2人なのだ。ツインベース、ツインドラムなのだ。ミックは…

ミック・コリンズと飲んだ思い出

米国デトロイトの怪人Mick Collinsが好きだ。彼が率いたバンドは幾つもあるが、The GoriesとThe Dirtbombsは特筆すべきバンドである。今回はゴリーズについて書こう。ゴリーズはなんでそんな音がぺなぺななの~!?!?と突っ込まずには入られないガレージロ…

死しても残る作品が他者の脳内で旅をする

作品とは。芸術作品とは。絵画、音楽、彫刻、小説、詩、映画。色々なものがある。それぞれ全く異なる表現である。私は音楽をかじっているが音楽が最も感情に直結しているという自論を持っている。かきむしる音楽に心を揺さぶられたり音を聴き涙したことがあ…

THEE

THEEと言えば我が日本ではTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTだが英国においてはBILLY CHILDISH先生が率いたTHEE MILKSHAKES、THEE MIGHY CAESARS、THEE HEADCOATSである。実際にミッシェルもTHEE HEADCOATSをリスペクトしておりTHEEを名乗った。さらに遡れば米国に…

偏執狂的プレスマシーンファクトリーフェスティバル

先日、自動車部品製造を行うメーカーをある目的で訪問した。非常に大きなプレスマシーンが何台も設置されており、なかなかの音量でバスーンバスーンと部材をプレスしていた。従業員の皆さんは耳栓をしていた。長時間聞いていると耳にダメージを与えるくらい…

感電した思い出の偏執狂的解釈

私はガキの頃、感電したことがある。ぼやけた昼下がりだったか記憶が曖昧だがとにかく大人は全員眠っていた。私は1円玉を握りしめていた。その1円玉をなぜかコンセントの穴にホジホジ突っ込んでいたのだ。なんでそんなことをやったのだろう。何かに導かれて…

いすゞ〜のトラッケ〜

テレビッジョーンを観ていた。いすゞ〜のトラック〜というCMを観た。ご存知の方も多いと思う。おなじみのあのテーマソングでサウンドがちょっとカッチョ良くなりどことなくパンキッシュに歌う女ボーカルの方のアレンジであった。惹きつけるCMで良いと思う。…

ギタリスティック・トロピカ~ナ

私は英国のBilly Childish先生に多大な影響を受けている。音楽家であり、画家であり、詩人であり作家であり非常に多彩な人間だ。何が本業かわからないがビリーの音楽はガレージロックど真ん中であり世界中に熱狂的なファンがいる。ビリーのギターははっきり…

壮大な音楽

壮大な音楽が好きだ。オーケストラのような大人数で奏でる音楽が壮大だと言いたいのではない。難解=壮大でもない。バンドが鳴らす音楽でも壮大であることはいくらでもある。Brian EnoのBy This Riverのように最小限の音でも壮大さを感じることがある。音像…

くだらなさとつまらなさの対極にあるその全てを内包するそれをくれ

芸術も経営も奥深いものだ。私などが何かを語れるものではない。しかし少し年を重ねてくると芸術のみにどっぷりと浸かっていると思われるような言動にはくだらなさを経営のみにどっぷりと浸かっていると思われるような言動につまらなさを時に感じてしまうこ…

駅ジャズ

駅ピアノという番組がある。次の電車が来るまでちょっと時間を潰したい人のために自由にピアノを弾いていいように駅にポツンとピアノが置いてありそのピアノを弾く人々を一日中撮影して色々な人間模様を映していく番組である。様々な外国の駅のそれを撮影し…

ISHI YAKI IMO

石焼き芋屋さんが自宅の前に停まった。このチャンスを逃すまいと手を挙げて購入の意思表示を行う。石焼き芋を2つゲットした。子供達は満面の笑みを浮かべている。素敵な文化だななど思いながら家に戻った。その時電流が走った。ものすごいことを思いついてし…

内田裕也の遺影がカール・ラガーフェルドに見えた。

Yuya, don't rest in peace!涙を誘う素晴らしい謝辞であった。内田裕也の遺影がカール・ラガーフェルドに見えた。つまりファッションはロックンロールである。ロックンロール。それは魔法の言葉である。絶体絶命の窮地に立たされた時発せられるその言葉はロ…