サルバドール・ヱビ

超現実珍談集

超現実的Xジェンダー合コン論

テビレをちらっとぶらっとふわっと
観ていたら不思議なことを知った。
「Xジェンダー」っちゅうもんだ。
ジェンダーである人は
ある時は男、ある時は女で自分の中の
性が流動的に入れ替わるらしい。
ジェンダーである女性が彼氏に
そのことを打ち明けるVが流れていた。
ラビホテリでイチャついている時
自分が男モードの時は友達と
イチャついている気分で
気分はあんまり良くないのだと。
彼氏の方も衝撃だったであろう。
ジェンダーに喧嘩を売るわけではないが
私はこれを聞いて
A子さんもB子さんも好きであるいは
A太さんもB太さんも好きだけど
今日はA子さん(A太さん)の気分だから
イチャつかせてくれ!と言っているのと
何が違うのかわからなかった。
最早、存在論の話である。
私はこのことに関して
自論を深める気はさらさらないが
こういった類の話は
死を持って証明する美意識があれば
それでいいのだと思う。
違う話を思い出した。
私の尊敬する方がおっしゃっていたのだが
若いころそのお方は合コンに明け暮れた。
合コンをすることが楽しかったので
合コンで彼女が出来てしまうと
テンションが下がってしまうらしい笑。
恋愛をしたいから合コンをするではなく
合コンをしたいから合コンをするのだ。
そういう人は強い笑。
いやはや色々な人がいるものだ。
ジェンダーの方々だけで合コンを開催し
超現実的恋愛を展開する世界が
私の脳内で再生される。
超現実世界では何ら問題なく
存在する世界である。
人間万歳!!!
忍耐万歳!!!!
人参万歳!!!!!

狂喜乱舞する対象は何だいナ

偏執狂的にダリ先生の著書を
読み漁っているが
ダリ先生の子供の頃のエピソードが
面白く深く考えさせられた。
ダリは子供の頃、
10ペセタを5ペセタと交換するという
「遊び」をしていたらしい。
友達が10ペセタを持ってくれば
自分の5ペセタと
交換してあげるという「遊び」である。
友達は「コイツは気が狂ってるぞ!」と
狂喜乱舞し狂ったかのように
お金を交換しようとしたらしい。
論理的に考えれば単純に5ペセタ損をし
赤字垂れ流しを繰り返しているわけだが
ダリはそんなことはどうでも良く
その交換を行うことで狂喜乱舞する友を
見るのがたまらなかったらしい。
つまりその狂気染みた行為に対して
狂喜乱舞する人間に
興味が湧いたということである。
大きいお金と少ないお金を交換すれば
損をすることくらい誰でも分かる。
その論理を無視する人間の狂気性に
反応し興奮状態になる人間の心理状態に
とてつもない何かを感じたのであろう。
どちらが知的で深淵なるものに
敏感になっているかは
言うても言うまでもない。
貨幣は手段であり概念でもあるが
人間が創造したものである。
貨幣概念は芸術に内包されるのだ。
そういった意味で経営芸術、芸術経営は
掴みようがないようでも概念的に
確実に存在しているのである。
人は何に狂喜乱舞するのか。
それに対して狂喜乱舞するダリは
やはり只者ではないようだ。

滑走路

尊敬する先生がこう言った。
「えびちゃん、
滑走路にそろそろ入ってもいいのでは」と。
「滑走路」いい言葉である。
カッソウするミチである。
航空機がその滑走する方向を
ビチっと決めエンジンをぶん回し始める
あの何とも言えぬ興奮が蘇ってくる。
バードストライクなりなんなりしたら
即人生終了のあの緊張感。
まーそんなこと起きないけどね~
自動車で事故るより
確率低いみたいだしね~という
確信の無い確信と諦めを伴う妙な感じ。
その全てがその言葉に詰まっている。
私は資質診断SFと適性力学WDによれば
戦略的思考でアイデアを撒き散らし
雲の上に常に首を突っ込んでいるままの
クリエイタータイプの人間らしいので
滑走路という言葉が人よりも響くのだろう。
まだ見ぬ世界に飛び立ちたい
欲望で煮えたぎっているのだろう。
より響く言葉というのがあるのだ。
そう言えば神経言語プログラミング
NLPというやつでは人は感覚器官で
優位なものがあるので
優位になっている感覚器官に沿った
言葉使いで伝えた方が良いと
書いてあった気がする。
人様がどの感覚器官を優位に
使っているかはどうすればわかるのだ?
何か刺激的なモノを見ながら
何か匂いを嗅いでもらい
何か喰らってもらいながら
何か官能的なサウンドを聴いてもらい
同時にこちょこちょすればいいのか?
どれが優位なのだ!?
どれが優位なのだ!?
どれが優位なのだ!?
オラオラオラオラオラ!!!
私はエリック・サディズムに豹変し
五感を全方向でおぱぱすることにより
その人間の優位器官を判明させる。
そして私は最後にその人物に向けて
こう絶叫するだろう。
貴様はヘレンケラーにおぱぱされよ!と。
もう一度言う。
貴様はヘレンケラーにおぱぱされよ!と。
滑走路へ急ごう。

リスク管理

リスク管理の重要性をひしひしと感じた
今日この頃である。
特に天災の被害は年々甚大になっている
傾向にあるのでそれに対する対策を
事前に行うことは重要である。
起こり得るすべてのリスクを列挙しておき
レベル分けにしてそれらの対策を考える。
そうでないと経営に致命的なダメージを
与えることもあるだろう。
そういった意味で経営管理における
専門家あるいはそれに特化した担当が
組織にいるべきだなと思うのである。
経営戦略つまり経営計画や経営目標、
経営方針を決めるのは基本的には
社長であるが、戦略策定は得意だけど
管理はちょっと苦手という方は
結構いるのではないか。
その場合戦略ばかり進めて
管理をおろそかにのほほんとしていると
一気にひっくり返されて
再起不能に陥ってしまう可能性があるのだ。
リスク管理は超重要である。
BCPは全ての企業が考えておくべきだ。
企業はゴーイングコンサーン
つまり継続企業の前提ということで
長期的な活動をするわけである。
人の一生よりも長い活動をしていくことも
あり得るのだから
起き得ることは全て起きると考えていい。
コレが起きたらおしまい
店じまいという判断を事前にくだすことも
あっていいのかもしれない。
起きて欲しくないとかそういった主観的な
思いは一切排除しなければならないのだ。
経営者は大変だ。
経営者は内から外から様々な人が
支えていかなくてはならない存在で
あることを改めて認識したのだった。

感情の揺さぶりから生じる超現実の危うさの中にある衝動

台風19号で甚大な被害が出ている。
通わせている園は復旧が未定になる程の
被害が出てしまった。
現場に行ったが呆然とするしかなかった。
電話が繋がらないので大丈夫かと思ったが
とんでもないことになっていた。
回線がやられてしまっているので
連絡網を会長発動することになった。
サイがサウルスになる伝言ゲームを想起する。
ある事業計画のオンラインミーティングで
朝はアゲアゲであったが現場に行き
その反対の気分に振り回された。
病気と闘う大切な人に会いに行く。
弱っている姿を見て
受け入れたくない現実を突きつけられる。
ラグビーで発狂する現場に突入する。
ラグビーを全然知らない私も後半から
熱が入ってしまっていた。
命をかけた闘いと言うものを見ると
無条件に興奮してしまうようだ。
できることからやるしかない。
やれることからやるしかない。
会えるなら会いに行く。
色々な感情に振り回される。
感情に振り回され
現実と現実のその間に超現実が発生し
潜在的思考により答えが導かれる。
危うさの中に存在する衝動に従うのだ。

電子旅行中に二院制世界を思いつく

ウィルス性感染症ロシアンルーレットの後
24時間は外は危険だよと言うので
コドムォッタチと電子旅行へ行く。
モスクワ、ウラジオストク、ミラノ、カイロ
そしてイースタ島のモアイに怯えた後は
我が故郷へ。
嵐が吹き荒れる中でのサイバーツアーには
世界各国の料理が必要だ。
現地の酒も一緒にサムワン持ってきてくれ!
緊急速報が鳴り響き
災害時情報集結不動産評価を
思いついたサムワンが事業を構想しているぞ
と私の耳元でサムワンがささやき
国家を超えて別立てのカテゴリーで
構成される組織が脳内で一人歩きし
ネクスト国連とその組織が
まるで二院制のように機能し始め
人類は新しい歴史を歩み始めるのだ。
巨大な台風のその誕生する瞬間を
突き止めそこを破壊する衝動に駆られた
サムワンの情熱に陰ながら私はエールを送り
"Top of The Typhoon"と言うネタをつくる。
GarageBandのつまみが動かない!
GarageBandのつまみが動かない!!
GarageBandのつまみが動かない!!!
Eddie & The Hot Rodsのステージで
ぶん殴られるお人形のかわいそうな
Eddieちゃんのような扱いはしないから
私は電子箱にDo Anything You Wanna Do!
Do Anything You Wanna Do!と叫ぶ。
天才と天災の出現率に関して
その発音が同じだと言うことだけで
私は発狂しながらその確率が
同じであることに気づくのだ!
ああ!
ああ!!!
ああ!!!!!
あああああああああああああああああああ!

金太郎飴的芸術と費用対愛の世界を夢想する

金太郎飴的芸術と言えば
真っ先に思い浮かぶのは
ラモーンズであるが
豊富なラインナップの金太郎飴を
量産してやろうではないかと思うのである。
インターネットでDIY
結構ではないか。
インターネットを利用して
次のサグラダファミリアをつくろう。
頭脳を動かしながら手を動かすのが肝心で
その手法に則り次なる国連を構想する
交渉芸術に長けた人物がどこかで
ひっそりと呼吸をしているその音が
私には聞こえる。
ネガティブだとかポジティブだとかの
論争で私は途中からその議論を
ネジティブポガティブ論にすり替えることに
成功し混乱した現場は炎で後々
燃やされることになる。
費用対効果という寒々しい偽りの
生を放棄する延長行為の罵り合いの中で
私は費用対愛の世界を夢想し涙しているのだ。
それを見た凡人化した変態達は
私が費用対効果で涙していると思い込み
また混乱の世界に誘われることになる。
ゑびす様のおヒゲがそろそろ
重力に逆らおうとしている。
それを感じるのは私だけだ。
私は創造し続けた偉人の影を追い
ロウソクの炎を吹き消し
暗闇の中を全速力で駆け抜ける。